御写経用紙
¥5,500価格
清水寺の平成の大改修の際、本堂の檜皮葺き(ひわだぶき)屋根葺き替え工事で葺き替えた檜皮を紙の原料に使用した写経用紙です。般若心経手本、納経筒付き。
平成の大改修
清水寺では平成29年(2017)より、実に半世紀ぶりとなる本堂屋根葺き替え工事を行いました。檜皮葺きと呼ばれる屋根で、文字通り檜(ひのき)の皮を一枚一枚打って、葺いています。今回の葺き替えによって、取り外された檜皮を細かく粉砕し原材料に混ぜ込み黒谷和紙職人の手によりお写経用紙として生まれかわりました。
桧皮葺きとは
檜の木立を切らずに樹皮のみを採取し、これを加工したものを何層にも積み重ね、竹釘などで止めていく日本独自の工法です。瓦葺き(かわらぶき)とは違い、その屋根は優美な曲線となるのが特徴です。清水寺本堂では約50〜60年ごとに葺き替えを行い、建物の健全性が保たれてきました。前回の修理は昭和30〜42年にかけて行われました。
黒谷和紙(京都府指定無形文化財)とは
京都府綾部市黒谷町・八代町とその周辺に伝わる800年の伝統を持つ和紙です。和紙の中でも屈指の美しさを誇り、その技術は京都府無形文化財に指定されています。
寸法幅48cm 縦30.5cm
枚数
5枚
付属品
般若心経手本
個装筒
36 x φ6 cm
85 g
生産地京都府